ご挨拶

朝霞台中央総合病院 脳卒中・てんかんセンター センター長 久保田有一

およそ40年前のこの地区は、武蔵野台地の北に位置する畑が一面に広がるのどかな地区であったようです。昭和48年にJR北朝霞駅が開業、その翌年に東上線朝霞台駅が開業し、この地区は急速に発展してきました。その地区の発展と、地区人口の増加と伴に地域医療のニーズに答える形で昭和52年にこの朝霞台の地にTMGあさか医療センターが誕生いたしました。時代とともに地域のみなさまと成長し、地域に愛される病院を目指し職員一同頑張ってきました。さらにここ数年で、朝霞台駅の周辺には、多くの商業施設・文化施設が誕生し、高層マンション・高層ビルが建ち始め、人々が朝から深夜まで行きかう都市へと変貌してきています。現在、朝霞市を含む、朝霞医療圏、また富士見市、ふじみ野市を含む東入間医療圏には、およそ70万を超える方々が住んでおり、今もなお人口が増加している地区です。

TMGあさか医療センター脳卒中・てんかんセンターのミッションは、当地区、および埼玉県の患者さまに、急性期から慢性期までできるかぎり迅速に、かつ質の高い医療を提供することです。脳卒中と、てんかん、いずれもコモンディジーズであること、急を要する状況がある点など両疾患に共通することがあります。脳卒中、特に脳梗塞は4.5時間以内の急性期血栓溶解療法の施行は、時に患者の予後を大きく変えますし、てんかんも時にてんかん重積に至り、濃厚な治療が必要となる場合があります。もちろんその他、頭部外傷から中枢神経感染症まで脳神経救急に関する全般に対し、最善の治療を目指します。慢性期では、脳卒中に対する生活習慣病のきめ細かい管理・指導、身体機能の向上を目的としたリハビリ・介護サービスの紹介など病院から在宅医療までの総合的ケアを展開いたします。てんかんについてもビデオ脳波モニタリングを用いた確定診断から、その後生活指導、抗てんかん薬のご相談、難治性てんかんの患者さまにつきましては外科治療まで、お困りのようでしたら何でも相談してください。

医療のニーズも時代とともに変遷してきております。救急疾患を断らない医療から、迅速に搬送し質の高い医療を患者さまに提供する、そうした高いレベルの医療を目指します。さらには地域医療・予防医療、そして専門医療に対する幅広いアウトリーチ活動まで実践いたします。

IMG_2891.JPG

脳神経外科