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病院指標 令和7年度

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

目次

病院指標

1.年齢階級別退院患者数

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年齢区分0~10~20~30~40~50~60~70~80~90~
患者数133名224名330名489名829名1,343名1,475名2,453名2,411名607名

令和7年6月1日から令和8年5月31日の退院患者数を、10歳刻みの年齢階級別に集計しています。年齢は入院時の満年齢です。
全退院患者数は10,294名でした。年齢階級別では、70歳台が2,453名と最も多く、70歳以上の患者様が全体の約53%を占めています。一方、0歳~9歳の患者様も133名おり、幅広い年齢層の患者様が入院されています。
少子高齢化の進展に伴い、今後も入院患者様の高齢化が進むことが予想されます。当院は急性期病院として、入院加療を必要とする幅広い年齢層の患者様に対応するため、平成30年1月に新築移転・増床を行い、現在は454床を有しています。
また、近隣の医療機関からの紹介患者数も年々増加しており、地域の医療機関との連携を図りながら、地域住民の皆様に必要な医療を提供できるよう努めています。

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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整形外科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
160800xx02xxxx股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 股等231名24.89日24.75日61.47%83.09歳
070343xx01x0xx脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等167名16.92日19.42日10.18%73.55歳
070230xx01xxxx膝関節症 人工関節再置換術等145名23.86日21.21日19.31%75.81歳
070343xx99x1xx脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし142名2.03日2.49日0.00%73.82歳
160690xx02xxxx胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 経皮的椎体形成術113名20.73日20.04日23.89%82.18歳

骨折や脊椎疾患、関節疾患をはじめ、スポーツ外傷・障害など幅広い整形外科疾患の診療を行っております。MRIやCTなどの画像検査を活用して診断を行い、患者様の病態や年齢、生活背景などを考慮し、保存的治療または手術治療を選択しております。DPCデータにおいて多い疾患は、以下の通りです。
最も多い疾患は『股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 股等』で主に大腿骨近位部骨折に対する手術の症例です。高齢化社会の影響を受け、患者様の平均年齢は80歳以上となっており、当院で実施した骨折手術の約30%を占めております。
『脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)腰部骨盤、不安定椎  脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 』は、脊柱管狭窄症に対して除圧や固定を行う手術の症例です
変性疾患の『膝関節症 人工関節再置換術等 』は、変形性膝関節症に対し人工関節に置き換える手術の症例です。
『脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)腰部骨盤、不安定椎 手術なし』は、脊柱管狭窄症に対して行う脊髄腔造影剤使用撮影の検査入院(ミエログラフィー)です。
『胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)経皮的椎体形成術』は、胸椎や腰椎の骨折に対してBKP(経皮的バルーン椎体形成術)を行っております。
胸腰椎骨折に対し十分な保存療法を行っても改善が見られない場合や骨癒合が期待できない場合には、BKPやVBS(経皮的ステント留置型椎体形成術)、脊椎固定術等の手術療法を実施しております。
高齢者の骨折手術後経過の特徴は、体力低下や疼痛のため術直後からリハビリが困難となる傾向があります。当院では近隣施設と密に連携を図り、術後3週間前後を目安に転院調整を行っております。一方、比較的若年の患者様でリハビリが1ヵ月前後で終了する場合は、当院から直接自宅へ退院されることも少なくありません。
当院には人工関節センターおよび脊椎内視鏡センターを設置し、より専門性の高い医療の提供に努めております。
人工関節センターでは、変形性膝関節症の患者様を対象に、再生医療外来を開設し、PRP(Platelet Rich Plasma:多血小板血漿)治療を実施しております。
PRP治療=多血小板血漿療法とは、患者様ご自身の血液から抽出した「多血小板血漿(PRP)」を、患部に注射する再生医療です。PRP治療は、その名の通り、血小板が豊富に含まれた成分を用いて、血小板の機能を活用した治療法です。血小板には、血管が損傷したとき、固まって出血を止める働きがあります。また、種々の成長因子を放出する働きもあります。PRP治療には、血小板から放出される成長因子等の成分により、傷んだ組織の修復や関節炎の症状軽減を促進させる効果が期待されます。詳細は、当ホームページ内(診療のご案内⇒整形外科⇒『再生医療(PRP治療)』)にてご確認下さい。

婦人科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
120060xx02xxxx子宮の良性腫瘍426名4.92日5.90日0.00%44.49歳
120070xx02xxxx卵巣の良性腫瘍126名4.93日6.01日0.00%41.42歳
120100xx01xxxx子宮内膜症69名4.96日6.62日0.00%40.29歳
12002xxx02xxxx子宮頸・体部の悪性腫瘍34名2.38日2.90日0.00%39.88歳
120090xx97xxxx生殖器脱出症23名4.48日7.74日0.00%72.09歳

子宮や卵巣の良性疾患を中心に、悪性腫瘍、子宮内膜症、生殖器脱出症など、女性特有のさまざまな疾患を幅広く診療しています。
多い疾患は「子宮の良性腫瘍」で、代表的なものに子宮筋腫があります。子宮の筋肉などから発生する良性の腫瘍で、成人女性に多くみられます。症状や腫瘍の大きさ、年齢、妊娠・出産の希望などを考慮し、経過観察、薬物療法、手術療法など適切な治療を選択します。
「卵巣の良性腫瘍」には、卵巣嚢腫や成熟嚢胞性奇形腫など、さまざまな種類があります。腫瘍の種類や大きさ、症状などに応じて、定期的な経過観察や手術などを行います。
「子宮頚部・体部の悪性腫瘍」には、子宮の入口にあたる子宮頚部に発生する「子宮頚がん」と、子宮の奥側にある子宮体部や子宮内膜から発生する「子宮体がん」があります。検査による早期発見に努め、診断結果や病状に応じた治療を行っています。
「子宮内膜症」は、子宮内膜に似た組織が子宮以外の場所に発生し、月経痛や慢性骨盤痛、不妊などの原因となる疾患です。症状や年齢、妊娠・出産の希望などを考慮し、薬物療法や手術療法など、患者様一人ひとりに適した治療を行っています。
「生殖器脱出症」は、骨盤底の筋肉や靱帯などの支持組織が弱くなることで、子宮や膀胱などが膣側へ下がってくる疾患です。中高年の女性に多くみられ、膣からの脱出感や排尿・排便に関する症状などを引き起こすことがあります。症状の程度や日常生活への影響などを考慮し、経過観察や保存的治療、手術療法など、適切な治療方法を選択しています。

内科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
060100xx01xxxx小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)226名2.10日2.56日0.00%67.39歳
0400802499x0xx肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)72名22.78日16.10日8.33%85.33歳
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症61名16.61日13.42日14.75%78.90歳
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎50名28.14日20.49日20.00%84.00歳
060340xx03x00x胆管(肝内外)結石、胆管炎39名9.90日8.76日5.13%73.23歳

『小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)』は、主に大腸ポリープに対する検査・治療を行っています。多くの患者様が治療後、一泊二日で退院できるため、近隣のクリニックなどからの紹介も増えています。
『肺炎』、『尿路感染症』については、入院による治療を行っています。地域のさまざまな医療機関や介護施設などから、特に高齢の患者様を受け入れ、適切な治療と療養環境の提供に努めています。
『胆管(肝内外)結石、胆管炎』は、胆管に結石ができたり炎症を起こしたりする疾患です。必要に応じて内視鏡を用いて胆管の狭くなった部分にステント(筒状の管)を留置し、胆汁の流れを改善することで、黄疸などの症状の改善を図ります。
当院では、地域の医療機関や介護施設と連携し、急性期の治療が必要な患者様を幅広く受け入れるとともに、地域の皆様が安心して医療を受けられる体制づくりに努めています。
※内科は12月から消化器内科、呼吸器内科、糖尿病・内分泌内科に細分化いたしました。

脳神経外科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
010060xx99x20x脳梗塞 脳血管疾患等リハビリテーション料、廃用症候群リハビリテーション料119名19.34日16.60日41.18%74.92歳
010060xx99x40x脳梗塞 エダラボン100名18.51日16.51日42.00%73.05歳
010230xx99x4xxてんかん 長期脳波ビデオ同時記録検査195名7.82日5.92日5.26%35.43歳
160100xx99x00x頭蓋・頭蓋内損傷68名5.91日7.84日10.29%70.60歳
010040x099000x非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)57名28.23日18.40日66.67%69.37歳

一般的に急性疾患は緊急度、重症度が重要視されるのに対して、慢性疾患では日常生活の質が重要視されます。
 急性疾患とは、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)、外傷(硬膜下血腫、硬膜外血腫)などの緊急で治療が必要な重症度の高い疾患を指し、適切に治療されなければ生命の危機や、重度の後遺症に晒されます。当院は一次脳卒中センターという認定を受けていますが、これは緊急治療に対する治療体制が整備されていることの証であり、24時間365日、脳卒中や外傷などの急性疾患に応対することができます。当院は急性期診療として埼玉県の県南西部の救急車を中心に応需しており、地域医療への貢献に努めています。
 一方、慢性疾患とは、緊急度や重症度は高くないものの、日常生活の質を大きく、あるいは小さく変える可能性のある長期的病気であり、具体的にはてんかんや、不随意運動といったものがあります。てんかんとは脳の異常な電気活動により、痙攣したり、意識が遠のくような症状が現れます。不随意運動とは、具体的にはふるえ、ジストニア (動作に伴い力が入り過ぎてしまう)、痙縮や固縮(常時、筋肉が固まってしまう)などがあります。てんかんも不随意運動も基本的に薬剤治療が第一選択ですが、薬剤の効果が限定的であったり、日常の生活の質をあげることができない場合は、外科治療の選択肢があり、これを機能外科と総称します。機能外科を行っている施設は埼玉県、国内でも限られており、当院は機能外科の認定施設として承認されております。
当院の特徴として、急性疾患と慢性疾患を両者の視点から、包括的に治療できることが強みであると考えております。

消化器内科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
060100xx01xxxx小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)223名2.12日2.56日0.00%66.52歳
060340xx03x00x胆管(肝内外)結石、胆管炎37名8.78日8.76日2.70%75.03歳
060102xx99xxxx穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患23名7.57日7.58日0.00%64.35歳
060035xx03xxxx結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍19名5.21日6.35日0.00%66.11歳
060020xx04xxxx胃の悪性腫瘍16名6.63日7.37日0.00%74.81歳

胃がん・大腸がん・膵がん・胆管がんなどの消化器がんをはじめ、消化管出血(出血性潰瘍や食道・胃静脈瘤の破裂など)や閉塞性黄疸など、緊急の内視鏡治療が必要となる疾患を幅広く診療しています。
『小腸・大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術等』で、主に大腸ポリープに対する検査・治療を行っています。多くの患者様が治療後、一泊二日で退院できるため、近隣のクリニックからの紹介も増えています。
大腸ポリープの中には、将来的に大腸がんへ進展する可能性があるものもあります。そのため、内視鏡検査による早期発見と、必要に応じた切除などの早期治療が重要です。当院では、患者様の状態やポリープの大きさ・形態などを考慮し、適切な検査・治療を行っています。
『胆管(肝内外)結石、胆管炎』は、胆管に結石が詰まったり、細菌感染による炎症が起こったりする疾患です。胆汁の流れが妨げられることで、発熱、腹痛、黄疸などの症状が現れることがあります。必要に応じて内視鏡を用いた治療を行い、胆管内の結石を取り除いたり、狭くなった部分にステント(筒状の管)を留置したりすることで、胆汁の流れを改善します。
『穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患』は、腸管の壁に「憩室」と呼ばれる袋状のくぼみができる疾患です。無症状の場合もありますが、腹痛や腹部の不快感、便通の変化などがみられることがあります。炎症を起こした場合には、症状に応じた治療を行います。
『悪性腫瘍』については、検診で異常を指摘されたことをきっかけに精密検査を受けて発見される場合や、別の症状で救急外来を受診したことをきっかけに発見される場合があります。消化器がんは早期には自覚症状が乏しいことも多いため、検診や必要な精密検査を適切に受けることが重要です。当院では、内視鏡検査や画像検査などを組み合わせ、早期発見・早期治療に努めています。
※内科は12月から消化器内科、呼吸器内科、糖尿病・内分泌内科に細分化いたしました。

眼科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
020110xx97xxx0白内障、水晶体の疾患 片眼281名2.35日2.47日0.00%75.62歳
020220xx97xxx0緑内障 片眼––4.39日––
020240xx97xxx0硝子体疾患––4.73日––
020200xx9710xx黄斑、後極変性––5.34日––
020150xx97xxxx斜視(外傷性・癒着性を除く。)––3.07日––

『白内障、水晶体の疾患 片側』ですが、まず白内障とは、目の中にある水晶体が濁ることで物がかすんだり、ぼやけて見えたり、まぶしく感じたりする病気です。進行して日常生活に支障が生じた場合には、手術によって濁った水晶体を取り除き、人工の眼内レンズを挿入することで、視力の回復を目指します。
『緑内障 片眼』ですが、緑内障とは視神経が障害されることで、徐々に視野が欠けていく病気です。眼圧が高いことが主な要因の一つですが、眼圧が正常範囲でも発症する場合があります。治療では、点眼薬などによって眼圧を下げることを基本とし、十分な効果が得られない場合や病状に応じて、レーザー治療や手術を行うことがあります。
『硝子体疾患』は、眼球の内部を満たしている硝子体という透明なゼリー状の組織に、出血や炎症などが生じたり、網膜との癒着や牽引が起こったりすることで、視力低下や視野異常などを引き起こす病気です。病状に応じて薬物治療や手術などを行います。
『黄斑、後極変性』は、網膜の中心部にある黄斑に異常が生じることで、視力低下や物がゆがんで見えるなどの症状を引き起こす疾患です。病状に応じて、薬物治療や手術など、適切な治療を行います。
『斜視』は、左右の目の視線が同じ方向を向かず、両目の視線が一致しない状態です。原因や年齢、症状などに応じて、眼鏡による矯正や手術などの治療を行います。
当院では、患者様一人ひとりの病状に応じた適切な診断・治療を行っています。手術が必要な場合は入院で行っております。平均在院日数は全国平均と大きな差はなく、平均年齢についても前年度と比較して大きな変化はありません。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)

耳鼻咽喉科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
030250xx991xxx睡眠時無呼吸症候群77名2.00日2.02日0.00%55.01歳
030350xxxxxxxx慢性副鼻腔炎57名7.28日5.74日0.00%51.40歳
030240xx99xxxx扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎(手術なし)55名4.71日5.60日0.00%36.98歳
030240xx97xxxx扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 口蓋扁桃手術(摘出)48名8.96日8.25日0.00%31.67歳
030390xx99xxxx顔面神経障害36名9.42日8.46日0.00%55.33歳

『睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)』は、睡眠中に呼吸が止まる「無呼吸」や呼吸が弱くなる「低呼吸」を繰り返すことで、睡眠の質が低下し、日中の眠気やだるさなどの症状を引き起こす疾患です。当院では、終夜睡眠ポリグラフィー検査を実施し、診断および治療を行っています。
『慢性副鼻腔炎』は、当院で実施している内視鏡下鼻・副鼻腔手術の対象となる疾患です。
『扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎』では、症状や病状に応じて、手術による治療を行う場合と、薬物治療など手術を行わない治療を行う場合があります。これらの疾患により、のどの痛みや食事がとりにくいなどの症状があり、日常生活に支障をきたしている患者さんが入院されています。
『顔面神経障害』は、顔面神経の働きが低下し、顔の片側が動かしにくくなる疾患です。目が閉じにくい、口元が下がる、笑ったときに顔の左右差が目立つなどの症状がみられることがあります。顔面神経は、顔の筋肉を動かすだけでなく、涙や唾液の分泌、味覚、耳に入る音の調整にも関係しています。そのため、患者様によっては「涙が出にくい」「味が分かりにくい」「音が響いて聞こえる」などの症状が現れることもあります。

外科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
060160x001xxxx鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等67名4.34日4.56日0.00%72.30歳
090010xx010xxx乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等52名9.27日9.76日0.00%69.52歳
060335xx0200xx胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等48名5.98日7.05日2.08%61.50歳
060035xx99x5xx結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし43名3.77日4.36日0.00%69.00歳
060035xx0100xx結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等36名15.56日14.80日0.00%68.81歳

『鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等』は、一部の臓器や組織が、本来あるべきの場所から脱出した状態を「ヘルニア」といい、鼠径部に生じたものを鼠径ヘルニアと呼びます。当院では、弱くなった腹壁を補強し、脱出した組織を元に戻す手術を行っています。 
『乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等』ですが、当院では日曜日の乳がん検診を、女性スタッフのみで実施しております。検診にて乳がんが発見された場合にも、当院にて手術を含めた治療を受けていただける体制を整えています。 
『胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等』は、胆嚢炎などの胆嚢疾患に対して、腹腔鏡を用いて胆嚢を摘出する手術を行っています。腹腔鏡手術は、開腹手術と比較して傷が小さく、身体への負担が少ない低侵襲な手術です。
『結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし』は、結腸癌に対して、分子標的治療薬である「アバスチン(ベバシズマブ)」などを用いた化学療法を行っています。
『結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等』は、結腸癌に対する手術療法であり、当院では一部の高度進行癌を除き、大腸癌に対して身体への負担が比較的少ない腹腔鏡手術を施行しています。
このほか、胃癌、肝臓癌、肺癌などの悪性疾患に関しても手術療法を中心とした治療を行っております。また、手術療法だけでなく、化学療法などを組み合わせた集学的治療にも取り組んでいます。
※外科は12月から消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、肝胆膵外科に細分化いたしました。

泌尿器科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
110080xx991xxx前立腺の悪性腫瘍 手術なし91名2.00日2.45日0.00%71.04歳
110080xx01xxxx前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等48名10.31日10.98日0.00%69.92歳
110070xx03x20x膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術40名7.43日6.63日5.00%73.68歳
11012xxx02xx0x上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術31名2.81日5.16日0.00%63.19歳
110060xx99x20x腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 化学療法あり17名4.00日8.54日0.00%74.82歳

前立腺癌、腎癌、膀胱癌をはじめとする尿路上皮癌に対して、ロボット支援手術による低侵襲治療を提供しています。また、前立腺肥大症や尿路結石に対しては、レーザーを用いた内視鏡手術を行い、患者様の身体的負担を抑えた治療に取り組んでいます。
特に、骨盤内の悪性疾患に対するロボット支援手術では、癌の制御だけでなく、排尿機能や性機能の維持にも配慮した治療を行っています。治療方針の決定にあたっては、患者様の価値観や希望を尊重し、Shared Decision Making(共同意思決定)を重視しています。
前立腺癌に対するロボット支援手術では、通常10日程度の入院を基本としています。また、尿路結石に対するレーザー内視鏡手術では、1泊2日の短期入院での治療を行っています。
当科では、患者様一人ひとりの病状や生活背景、希望を踏まえ、適切な治療方法を一緒に検討しています。できる限り患者様の負担を軽減しながら、安心して治療を受けていただけるよう努めています。

循環器内科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
050130xx9900x0心不全 他の病院・診療所の病棟からの転院以外61名21.41日17.31日21.31%85.07歳
050050xx0200xx狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等41名6.56日4.12日2.44%69.22歳
050210xx97000x徐脈性不整脈 ペースメーカー移植術又は交換術23名13.48日9.57日4.35%84.35歳
050130xx9902xx心不全 シンチグラム・SPECT・中心静脈注射・人工腎臓(その他の場合)・持続緩徐式血液濾過21名23.38日23.60日14.29%83.05歳
050130xx9912xx心不全 心臓カテーテル法による諸検査(一連の検査について)21名23.52日21.54日19.05%76.10歳

心不全とは心臓に何らかの異常が生じ、心臓のポンプ機能が低下することで全身の臓器が必要とする血液を十分に送り出せなくなった状態をいいます。当院では、心不全の入院治療に加えて、薬物療法や栄養指導、心臓リハビリテーションなど、再発や重症化を防ぐための二次予防にも力を入れています。
『心不全 シンチグラム・SPECT・中心静脈注射・人工腎臓(その他の場合)・持続緩徐式血液濾過』では、心不全の患者様に対して、病状に応じた検査や治療を行っています。シンチグラム・SPECTでは、放射性医薬品を体内に投与し、心臓の筋肉への血流や血液の供給状態を調べます。また、十分な経口摂取が難しい患者様には、中心静脈から高濃度の栄養輸液を投与する中心静脈栄養を行うことがあります。さらに、重症の心不全などで腎機能が低下した場合には、必要に応じて血液浄化療法を行います。
『心不全 心臓カテーテル法による諸検査(一連の検査について)』では、心不全の原因となる虚血性心疾患などについて、心臓カテーテル検査を用いて原因を詳しく調べ、必要に応じて原疾患に対する治療を行っています。
『狭心症、虚血性心疾患』とは、心臓の筋肉に酸素や栄養を届ける冠動脈が狭くなったり詰まったりすることで、心筋への血流が不足し、胸の痛みや圧迫感などの症状を引き起こす病気です。当院では、心臓カテーテル検査などによる診断を行い、病状に応じた治療を実施しています。
『徐脈性不整脈』は、心拍数が通常より遅くなることで、全身に十分な血液を送り出せなくなり、めまい、息切れ、失神などの症状を引き起こすことがあります。症状や病状に応じて、ペースメーカー植込み術を行っています。

腎臓内科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
110280xx9900xx慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全49名6.33日11.00日0.00%56.41歳
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症32名16.72日13.42日12.50%72.22歳
110280xx991xxx慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 経皮的腎生検法22名6.36日5.91日0.00%46.86歳
110280xx03x0xx慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 内シャント血栓除去術等18名1.39日3.74日0.00%65.39歳
110260xx99x0xxネフローゼ症候群15名15.67日18.78日0.00%56.80歳

腎臓の異常や機能低下は、全身の臓器や細胞の働きにも影響を及ぼします。患者様一人ひとりのその時々の状態に応じて、腎臓が適切に尿をつくり、体内の環境を正常に保てるようにすることを究極の目標として診療を行っています。現在、わが国では約2,000万人が慢性腎臓病(CKD)に罹患しているとされ、成人のおよそ5人に1人に相当します。そのため、慢性腎臓病は「国民病」ともいえる身近な疾患であり、特に高齢者では有病率が高いことが知られています。
腎臓は、尿をつくるだけでなく、体内の水分や電解質の調整、血圧の調節、ホルモンの産生など、さまざまな働きを担っています。そのため、腎臓の機能が低下すると、症状も多岐にわたります。腎臓を入り口として全身を診る診療科ともいえます。
血液検査や尿検査による腎臓病の評価に加え、腎生検を積極的に行う方針としています。特に、比較的若い患者様で、将来的に腎移植が必要となる可能性がある場合や、腎臓病の原因(原疾患)を特定することが治療方針の決定に有用と考えられる場合には、積極的に腎生検をおすすめしています。腎生検によって、現在どのような腎臓の病気が起きているのかを患者様と主治医が正確に把握することで、その後の治療において、より適切な治療戦略を立てることができると考えています。また、腎臓や尿路の感染症についても、幅広く診療を行っています。

血液内科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
130010xx97x9xx急性白血病 アザシチジン+ベネトクラクスあり、アザシチジン+イボシデニブあり31名29.94日32.87日6.45%76.81歳
130030xx99xBxx非ホジキンリンパ腫 ブレンツキシマブ ベドチン、ポラツズマブ ベドチン31名14.61日11.45日0.00%72.23歳
130020xx99x3xxホジキン病 化学療法ありかつ放射線療法なし25名8.88日12.40日0.00%46.36歳
130060xx97x40x骨髄異形成症候群(アザシチジン、輸血(手術)あり)18名10.00日18.69日0.00%74.67歳
130010xx97x2xx急性白血病 (化学療法あり、輸血(手術)あり)14名22.43日35.10日7.14%57.79歳

急性白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫などの造血器悪性腫瘍をはじめ、再生不良性貧血・免疫性血小板減少性紫斑病(ITP:旧称は特発性血小板減少性紫斑病)・後天性血友病などの血液疾患を幅広く診療しています。
当院では特に、急性白血病、悪性リンパ腫、骨髄異形成症候群の患者様などの造血器悪性腫瘍が入院診療の上位を占めております。
白血病は血液のがんの一つで、大きく「急性白血病」と「慢性白血病」に分けられます。急性白血病では、分化(成熟)が途中で止まった「芽球(白血病細胞)」が増加し、正常な血液細胞が十分につくられなくなります。一方、慢性白血病では、ある程度成熟した腫瘍細胞が増加します。また、白血病は、がん化した細胞の種類によって「骨髄性」と「リンパ性」に分けられます。当院では、急性白血病などに対して、患者様の病状や白血病の種類に応じた薬物療法を行っています。アザシチジンとベネトクラクスの併用療法、アザシチジンとイボシデニブの併用療法などの薬物療法を必要とする患者様の治療にも対応しています。
悪性リンパ腫は、リンパ球という白血球の一種ががん化する疾患です。大きくB細胞リンパ腫、T細胞・NK細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫などに分類され、種類によって治療方法や経過が異なります。患者様の病型や病状に応じて、適切な治療を行っています。
骨髄異形成症候群は造血幹細胞に異常が生じ、正常な赤血球、白血球、血小板などの血液細胞を十分につくることができなくなる疾患です。貧血、感染症、出血などの症状につながることがあります。病状に応じて、薬物療法や輸血などの治療を行います。
当院には現在、血液専門医4名(常勤3名、非常勤1名)が在籍しています。また、8床の無菌室と4台のアイソレーター(簡易無菌装置)を備え、感染症への十分な対策が必要となる急性白血病などの患者様にも対応しています。日本血液学会認定専門研修施設の一つとして、専門的な血液疾患診療を提供しています。

消化器外科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
060160x001xxxx鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等61名3.57日4.56日0.00%66.31歳
060035xx0100xx結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等25名12.72日14.80日0.00%73.20歳
060040xx0300xx直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 直腸切除・切断術 切除術等13名12.92日14.87日0.00%67.77歳
060040xx0310xx直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 直腸切除・切断術 切除術 人工肛門造設術 等––22.76日––
060150xx02xxxx虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの等––9.42日––

『鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等』ですが、一部の臓器や組織が、本来あるべき場所から脱出した状態を「ヘルニア」といい、鼠径部に生じたものを「鼠径ヘルニア」と呼びます。弱くなった腹壁を補強し、脱出した組織を元の位置に戻す手術を行っています。
『結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等』は、結腸癌に対する手術療法であり、当院では一部の高度進行癌を除き、大腸癌に対して身体への負担が比較的少ない腹腔鏡手術を積極的に施行しております。
『直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 直腸切除・切断術 切除術等』ですが、直腸は骨盤内の狭い空間に位置し、膀胱や生殖器などの臓器、血管、さらに排尿・性機能をつかさどる自律神経などと近接しています。このような複雑な解剖学的特徴から、直腸癌の手術は難易度が高いといわれています。
近年では、こうした狭い骨盤内での精緻な手術を可能にするロボット支援下手術(ダヴィンチ手術)の有用性が期待されています。当院においても、患者様への負担軽減とより精密な手術を目指し、ダヴィンチ手術を積極的に行っています。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)
※外科は12月から消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、肝胆膵外科に細分化いたしました。

形成外科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
050180xx02xxxx静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等58名2.00日2.57日0.00%68.45歳
070010xx970xxx骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術あり16名4.44日4.67日0.00%53.50歳
020230xx97x0xx眼瞼下垂 手術あり14名3.93日2.68日0.00%78.14歳
180060xx97xxxxその他の新生物 手術あり10名3.30日5.62日0.00%52.20歳
080006xx97x0xx皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) その他の手術あり––9.11日––

皮膚・皮下組織から顔面・四肢に至るさまざまな疾患や外傷に対して、手術を中心とした診療を行っております。
主な手術・治療は以下のとおりです。
・下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術
・粉瘤・脂肪腫などの皮膚・皮下腫瘍、軟部腫瘍に対する摘出術
・眼瞼下垂症に対する手術
・外傷(挫創など)に対する縫合処置、顔面骨骨折に対する手術
・皮膚悪性腫瘍(皮膚がん)に対する切除術
また、美容外来ではシミ・しわなどの美容上の悩みに対して、レーザー治療、外用薬・内服薬による治療を行っております。さらに、患者様のご希望に応じて美容外科手術にも対応しております。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン) 

呼吸器外科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
040040xx02x0xx肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等64名11.28日9.75日1.56%70.32歳
040200xx01x00x気胸 肺切除術等22名7.04日9.44日0.00%38.68歳
040030xx97xxxx呼吸器系の良性腫瘍 手術あり––8.45日––
040150xx97x0xx肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり––27.90日––
040010xx01x0xx縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 縦隔悪性腫瘍手術等––8.46日––

『肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等』は、肺がんなどの肺の悪性腫瘍に対して、腫瘍を含む肺葉(肺を構成する区域の一つ)または、それ以上の範囲を切除する手術を行った症例です。当院は整形外科、脳神経外科の症例が多く、当該科入院時精査で偶発発見された悪性疾患をそのまま手術し、整形外科、脳神経外科疾患にてリハビリ転院となる症例があります。
『気胸 肺切除術等』は、気胸(肺から空気が漏れて、肺が縮んだ状態)に対して、空気漏れの原因となっている肺の一部を切除するなどの手術を行った症例です。
『呼吸器系の良性腫瘍 手術あり』は、肺やその他の呼吸器にできた良性腫瘍に対して、腫瘍の部位や大きさなどに応じて、腫瘍を切除する手術を行った症例です。
『肺・縦隔の感染、膿瘍形成 あり』は、肺や縦隔に生じた感染症や膿瘍に対して、感染した部位や膿瘍を取り除くなどの手術を行った症例です。
『縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 縦隔悪性腫瘍手術等』は、縦隔や胸膜に発生した悪性腫瘍に対して手術を行った症例です。腫瘍の種類や大きさ、発生部位、患者様の状態などを考慮して手術方法を選択し、腫瘍を可能な限り取り除くことを目指します。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)

小児外科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
140590xx97xxxx停留精巣 手術あり28名1.25日2.95日0.00%3.29歳
11022xxx01xxxx男性生殖器疾患 精索捻転手術等17名1.88日3.54日0.00%7.59歳
060160x101xxxx鼠径ヘルニア(15歳未満) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等15名1.27日2.74日0.00%3.27歳
010111xxxxx0xx遺伝性ニューロパチー12名10.33日11.64日0.00%12.83歳
060170xx02xx0x閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等12名1.17日6.85日0.00%2.75歳

停留精巣や鼠径ヘルニアをはじめとする疾患、およびその他の泌尿器科領域の手術症例です。
患者様の年齢や病状に応じて、安全性を十分に考慮した適切な治療方法を選択し、できる限り身体への負担が少ない低侵襲な手術を心掛けています。
また、今年度は、前皮神経絞扼症候群の症例も増えています。前皮神経絞扼症候群は、DPC制度上では「遺伝性ニューロパチー」(DPCコード:010111xxxxx0xx)に分類される疾患であり、腹壁の神経が絞扼されることで慢性的な腹痛を引き起こします。患者様一人ひとりの症状に合わせ、適切な診断と治療に取り組んでいます。

内分泌内科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
10007xxxxxx1xx2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)33名11.09日13.56日3.03%67.36歳
0400802499x0xx肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)19名25.68日16.10日10.53%85.37歳
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症14名15.29日13.42日14.29%77.07歳
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎13名35.69日20.49日30.77%82.08歳
060380xxxxx0xxウイルス性腸炎––5.49日––

『2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く)』では、糖尿病の状態に応じてインスリン療法をはじめとする薬物療法、食事療法、運動療法などを組み合わせた治療を行っています。また、1~2週間程度の教育入院も実施しています。教育入院では、糖尿病についての理解を深め、退院後も患者様自身で適切に血糖値を管理できるよう、食事療法や運動療法、薬物療法などについて学んでいただきます。糖尿病は主な入院の原因となる疾患としてだけでなく、他の疾患に併存する病気としても多くみられます。
『肺炎』、『尿路感染症』については、入院による治療を行っています。地域のさまざまな医療機関や介護施設などから、特に高齢の患者様を受け入れ、適切な治療を行うとともに、安心して療養できる環境の提供に努めています。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)
※内科は12月から消化器内科、呼吸器内科、糖尿病・内分泌内科に細分化いたしました。

肝胆膵外科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
060335xx0200xx胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等41名6.49日7.05日0.00%60.88歳
060050xx020xxx肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等––13.94日––
060060xx020xxx胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 胆嚢悪性腫瘍手術 肝切除(葉以上)を伴うもの等––31.79日––
060060xx9710xx胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 その他の手術あり––11.59日––
06007xxx97x0xx膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり––11.27日––

『胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等』は、胆嚢炎などに対して腹腔鏡を用いて胆嚢を摘出する手術を行った症例です。
『肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等』は、肝臓や肝臓内の胆管に発生した悪性腫瘍(がん)、または他の臓器から肝臓に転移したがんに対して、腫瘍を含む肝臓の一部を切除する手術を行った症例です。
『胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 胆嚢悪性腫瘍手術 肝切除(葉以上)を伴うもの等』は、胆嚢や肝外胆管に発生した悪性腫瘍(がん)に対して、腫瘍を切除する手術を行った症例です。病状に応じて、肝臓の一部などを併せて切除することがあります。
『胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 その他の手術あり』は、胆嚢や肝外胆管に発生した悪性腫瘍(がん)に対して手術を行った症例です。病状に応じて、内視鏡を用いた胆道ステントの留置などの処置を行うことがあります。
『膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり』です。膵臓または脾臓に発生した腫瘍に対して、腫瘍の種類や発生部位、広がりなどに応じた手術を行った症例です。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)
※外科は12月から消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、肝胆膵外科に細分化いたしました。

小児科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
080270xxxx1xxx食物アレルギー24名1.00日2.10日0.00%4.00歳
050200xxxxxxxx起立性調節障害––7.72日––
060380xxxxx0xxウイルス性腸––5.49日––
100210xxxxxxxx低血糖症––6.11日––

食物アレルギーの診断を目的とした入院が多く、主に食物経口負荷試験を実施しております。食物アレルギーの診断や摂取可能量の評価を行い、患者様の状態に応じた食事療法につなげています。
食物経口負荷試験は、医療機関で安全に経過を観察しながら実施し、試験後は外来診療を継続しております。外来では、必要に応じて除去食の調整や栄養面でのアドバイスを行い、成長・発達にも配慮しながら食物アレルギーの管理を支援しています。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)

救急医学科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
161070xxxxx00x薬物中毒(その他の中毒)20名2.60日3.49日5.00%34.55歳
030400xx99xxxx前庭機能障害––4.67日––
050210xx9902xx徐脈性不整脈––14.30日––
160100xx99x00x頭蓋・頭蓋内損傷––7.84日––
160200xx9700xx顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)––5.65日––

2024年度より「ER救急センター」を新設し、救急診療体制の強化を図るとともに、地域の医療機関との連携を推進してまいりました。
その結果、救急患者様の受入件数は、2023年度の4,992件から2025年度には7,399件へ増加しました。また、救急受入実績は、2024年度に埼玉県内第10位、2025年度には第7位となりました。
今後も、地域の皆様の救急医療に対するニーズに応えられるよう、救急診療体制のさらなる充実と医療の質の向上に努めてまいります。新たな体制のもと、年間7,500件の救急受入を目標とし、24時間365日の救急医療提供体制の充実を目指して取り組んでまいります。
なお、救急科で受け入れた患者様については、病態や必要な治療に応じて各専門診療科と連携しながら診療を行っております。そのため、DPCデータ上の救急科における疾患分類・実績は、当院が受け入れている救急患者様の全体像を示すものではありません。内科系・外科系を問わず、様々な疾患・病態の救急患者様を幅広く受け入れ、専門診療科と協力して診療を行っております。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)

緩和ケア科

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DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
060035xx99x0xx結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍16名29.06日7.74日0.00%77.50歳
040040xx9900xx肺の悪性腫瘍13名20.15日13.45日7.69%74.85歳
06007xxx9900xx膵臓、脾臓の腫瘍13名22.08日10.70日0.00%77.08歳
060020xx9900xx胃の悪性腫瘍12名25.92日10.78日8.33%78.33歳
060050xx99000x肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。)10名28.60日8.04日0.00%75.50歳

一般の方がイメージされる「ホスピス」や「緩和ケア病棟」という看板を掲げず、治療として”頑張る医療”も”頑張らない医療”も揃えております。緩和ケアを必要とする方が、どこにいてもどんなニーズでも形を合わせて対応できるように、様々な資源を揃えたセンターとして機能しております。
当院の緩和ケアは二者択一ではありません。患者様・ご家族様の思いとともに、専門看護師・薬剤師など多職種からなる緩和ケアチームが主治医と一緒に支える緩和ケアを実践しております。詳細は当院のホームページをご覧ください。                                                                                            ※データの定義が『一般病棟に1 回以上入院した患者』となります。緩和ケア病棟に転棟後も在院日数をカウントするため、在院日数が長くなっております。

3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発再発病期分類
基準(※)
版数
Stage IStage IIStage IIIStage IV不明
胃癌31–––25–18
大腸癌67395370376329
乳癌444014––1318
肺癌4683964622418
肝癌––––14–29

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

現在、日本で罹患率の高い5つのがん(胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌)について、病期(Stage)別の症例数を集計しています。
腹腔鏡手術や内視鏡手術をはじめとする手術療法、抗がん剤治療に加え、緩和ケア病棟を備え、患者様一人ひとりに寄り添ったチーム医療を推進しています。
5大がんの患者数では、大腸癌が最も多く、全体の約42%を占めています。次いで、肺癌、乳癌、胃癌、肝癌の順となっています。
なお、がんの診断や検査を目的として入院された場合、入院期間中に病期(Stage)が確定しないことがあり、その場合は「Stage不明」として集計しています。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数平均在院日数平均年齢
軽症22人9.27日50.64歳
中等症131人19.94日79.28歳
重症41人23.68日83.59歳
超重症20人40.00日85.80歳
不明–––

普段の社会生活を送っている中で発症した肺炎を「市中肺炎」といいます。入院時には、年齢(Age)、脱水(Dehydration)、呼吸状態(Respiration)、意識状態(Orientation)、血圧(Pressure)の5項目を点数化する「A-DROP」を用いて重症度を評価しています。当院では、A-DROPによる評価に加え、「免疫不全状態」や「肺炎の広がり」なども考慮し、患者様一人ひとりの重症度を総合的に判断しています。
市中肺炎は、高齢の患者様や基礎疾患のある方ほど重症化しやすく、入院期間が長期化する傾向があります。当院では、治療と並行して早期の離床を目指したリハビリテーションを実施し、廃用症候群などの合併症や重症化の予防にも取り組んでいます。患者様の状態を適切に評価し、早期治療と早期離床を進めることで、できるだけ早い回復と退院につなげられるよう努めています。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)

5.脳梗塞の患者数等

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発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
3日以内305人26.08日76.23歳46.56%
その他50人23.82日75.48歳42.00%

脳卒中ケアユニット(SCU)8床、集中治療室(ICU)10床を有し、CT 2台(320列、64列)、3テスラMRI 2台、SPECT、血管撮影装置(アンギオ装置)2台、手術室8室、を整備しています。これらの設備を活用し、24時間365日体制で、急性期脳卒中に対して包括的治療をおこなっています。
急性期には、患者様の病態や重症度に応じてSCUまたはICUで管理を行い、神経学的所見だけでなく全身状態を含めた集中管理を実施しています。
脳卒中の再発予防(二次予防)にも重点を置いています。必要に応じて循環器内科と連携し、経食道心エコーなどの検査を行うことで、脳卒中の病型や発症機序を評価し、診断結果に基づいた抗血栓薬の選択を行っています。また、全身状態や合併症の評価、心疾患のスクリーニングを実施し、必要に応じて循環器内科と連携して冠動脈CTなどの検査も行っています。
入院中は、医師だけでなく、看護師、リハビリテーションスタッフ、薬剤師、ソーシャルワーカーなどの多職種が連携し、回診や情報共有を行っています。急性期治療からリハビリテーション、退院支援まで、多職種によるチーム医療を通じて、患者様の社会復帰・生活復帰を見据えた診療を行っています。
また、慢性期には脳卒中の後遺症として出現する痙縮や痛みに対して、ボトックス注射やバクロフェン療法なども行なっており、急性期から慢性期まで包括した治療を提供しているのが当院の特徴といえます。

6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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整形外科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K0821人工関節置換術(膝、股)247名1.68日20.06日14.98%73.24歳
K0461骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿)168名4.02日16.70日49.40%77.88歳
K1423脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(後方椎体固定)147名2.63日12.48日4.76%72.21歳
K0462骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨)121名3.74日6.36日9.92%61.45歳
K142-4経皮的椎体形成術117名5.41日15.47日26.50%82.27歳

当科では人工関節手術、四肢の骨折、脊椎疾患など、幅広い整形外科疾患に対して手術を行っております。
『人工関節置換術(膝・股)』ですが、変形性関節症や関節リウマチ、外傷などにより関節が重度に破壊され、股関節の痛みや歩行障害が生じた場合、壊れた関節を人工材料の関節に置き換える手術を行っております。当院は治療を速やかに行えるように人工関節センターを設置しております。人工関節手術を希望される方で、特に80歳以上で運動能力が著しく低下し介護が必要な高齢患者様には、十分なリハビリテーションを提供し日常生活の自立を目標としております。近隣在住の方が多く、リハビリ病院への転院を希望されない方も少なくないため、入院日数はやや長くなっております。                                                      
四肢骨折に対して行う『骨折観血的手術』は、年間700件以上実施しており、『骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿)』および『骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨)』が主な手術となっております。骨折の状態や患者様の全身状態を考慮しながら、可能な限り早期の手術を目指しております。特に高齢の患者様では、入院時に基礎疾患や全身状態に問題がある場合も多く、安全に手術を行うために全身状態を整えてから手術を実施することがあります。
『脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定)』は、主に脊柱管狭窄症などの脊椎疾患に対して行っております。この疾患は、脊椎にある脊髄神経を通す脊柱管が脊椎の変性、外傷、黄色靱帯の肥厚や骨化のために狭窄して神経を圧迫してしまうもので、下肢痛やしびれを起こし歩けなくなるものです。手術では脊柱管後面の椎弓という骨と黄色靱帯を切除し神経の圧迫を取り除きます。腰椎すべり症などがある場合に脊椎にネジを挿入して固定します。『BKP(経皮的椎体形成術)』は、脊椎圧迫骨折に対する手術です。骨折によりつぶれた背骨に、背中の皮膚から細い針を挿入し、圧迫骨折した椎体の中でバルーン(風船)を膨らませて、つぶれた骨の形を出来る限り元に戻した後、医療用の骨セメントを詰めます。脊髄内視鏡センターを設置し専門性の高い医療の提供に努めております。脊椎手術は年間400件以上実施しており、脊椎指導医2名を中心に治療を行っております。専門的な診断・治療を行うとともに、予約から治療までの時間短縮にも取り組み、患者様の早期治療につなげられるよう努めております。

婦人科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K877-2腹腔鏡下腟式子宮全摘術349名1.01日3.02日0.00%46.97歳
K8882子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの)137名0.96日2.97日0.00%41.12歳
K872-2腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術89名1.00日3.03日0.00%37.09歳
K867子宮頸部(腟部)切除術34名0.35日1.03日0.00%39.88歳
K8862子宮附属器癒着剥離術(両側)(腹腔鏡によるもの)29名1.00日3.00日0.00%39.83歳

「婦人科腹腔鏡手術センター」を設置し、婦人科手術において腹腔鏡手術が当院のスタンダードとなっております。
一般的に最も難易度が高いとされる『腹腔鏡下子宮全摘術』の手術件数が多いことが当院の特徴です。腹腔鏡下子宮全摘術は、腹部を大きく切開することなく、腹腔鏡を用いて子宮を摘出する手術です。腫瘍が大きい場合や癒着が強い場合など、手術の難易度が高い症例についても、患者様の状態を十分に評価したうえで腹腔鏡手術を積極的に行っています。
また、癒着を伴うことが多く、手術が難しいとされる子宮内膜症の治療にも力を入れています。内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞)の切除に加え、深部子宮内膜症の病変(結節)の切除にも対応しています。患者様の症状や妊娠の希望などを考慮し、痛みの軽減や妊娠を希望する方の生殖機能への配慮を含めた治療を行っています。
腹腔鏡手術は、開腹手術と比較して傷が小さく、術後の痛みを軽減できるほか、早期の離床や回復が期待できるなど、患者様の身体への負担を抑えられるメリットがあります。当院では、平均在院日数も全国平均より短く、患者様ができるだけ早く日常生活や社会生活へ復帰できるよう、早期離床やADL(日常生活動作)の低下予防にも取り組んでいます。

消化器内科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K7211内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2㎝未満)201名0.04日1.02日0.00%67.39歳
K688内視鏡的胆道ステント留置術30名1.30日10.27日3.33%76.03歳
K721-4早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術28名0.89日3.21日0.00%67.75歳
K7212内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2㎝以上)22名0.18日1.32日0.00%59.95歳
K6871内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの)15名1.73日6.20日0.00%72.20歳

『内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)』は、大腸ポリープなどの病変に対して、内視鏡を用いて病変を切除する治療です。『内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上)』も同様の治療ですが、病変の大きさによって区分されています。いずれも、病変の大きさや形態、患者様の状態などに応じて治療を行い、経過が良好であれば短期間での退院が可能です。
『内視鏡的胆道ステント留置術』は、胆管炎や胆管・膵管の閉塞などに対して行う治療です。内視鏡を用いて胆管や膵管の閉塞・狭窄した部分にステント(細い管状の医療器具)を留置し、胆汁や膵液の流れを改善します。
『早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術』は、大腸の早期がんなどに対して行う内視鏡治療です。内視鏡を用いて病変の周囲を切開し、粘膜下層を剥離することで、病変を一括して切除することを目指します。病変を一括切除することで、切除した組織を詳しく病理検査し、がんの深さや切除が十分であったかなどを評価することができます。
『内視鏡的乳頭切開術』は、胆管や膵管の出口にあたる十二指腸乳頭を内視鏡を用いて切開する治療です。胆管結石の除去や胆汁・膵液の流れを改善するためなどに行われます。
このように、上部・下部消化管に対するEMR(内視鏡的粘膜切除術)やESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)をはじめ、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)に関連する内視鏡的処置にも積極的に取り組んでいます。近年では、食道・胃・大腸などの消化管狭窄に対する消化管ステント留置の件数も増加しています。
患者様の病状や病変の大きさ・部位などを総合的に判断し、身体への負担をできるだけ抑えた内視鏡治療を提供できるよう努めています。
※内科は12月から消化器内科、呼吸器内科、糖尿病・内分泌内科に細分化いたしました。

眼科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K2821ロ水晶体再建術(眼内レンズを挿入)275名0.43日0.96日0.00%75.53歳
K2686緑内障手術(水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術)–––––
K2802硝子体茎顕微鏡下離断術–––––
K279硝子体切除術–––––
K2801硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの)–––––

白内障の手術『水晶体再建術(眼内レンズを挿入)』は、超音波水晶体乳化吸引術および眼内レンズ挿入術を行なっております。
『緑内障手術(水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術)』は
、眼内ドレーンにより眼圧を調整する房水の排出を改善し、眼圧を下げる手術です。白内障手術の際に併用します。
『硝子体茎顕微鏡下離断術』や『硝子体切除術』は、眼の硝子体を対象とした手術で混濁した硝子体や病変を除去する手術です。                                                                           
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)

外科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K672-2腹腔鏡下胆嚢摘出術50名0.52日4.46日2.00%62.34歳
K634腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)49名0.08日2.84日0.00%71.04歳
K719-3腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術40名3.33日12.28日0.00%69.63歳
K4763乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの))36名1.00日6.75日0.00%70.86歳
K718-22腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの)23名0.17日5.52日0.00%48.91歳

腹腔鏡を用いた手術に力を入れており、手術件数の上位には『腹腔鏡下胆嚢摘出術』、『腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)』、『腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術』、『腹腔鏡下虫垂切除術』など、腹腔鏡下手術が多く含まれています。
腹腔鏡手術は、お腹に数か所の小さな穴を開け、炭酸ガスを注入してお腹を膨らませた状態で、腹腔鏡(カメラ)や手術器具を挿入して行う手術です。開腹手術と比較して、「傷が小さい」「術後の痛みが少ない」「回復が早い」「術後の癒着が少ない」など、身体への負担を抑えられるというメリットがあります。
『乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの))』は、乳がんに対する手術です。
乳がんの手術には、腫瘍とその周囲の正常な乳腺を含めて切除する「乳房部分切除術」と、乳房全体を切除する「乳房全摘術」があります。どちらの方法を選択するかは、腫瘍の大きさや位置、病気の広がりなどを考慮して決定します。
また、乳がんは進行すると、腋(わき)の下にあるリンパ節に転移することがあります。術前の検査などでリンパ節への転移が疑われる場合には、乳房の病巣の切除に加えて、腋窩リンパ節を周囲の脂肪組織とともに切除する「腋窩リンパ節郭清(えきかリンパせつかくせい)」を行うことがあります。
当院では、患者様一人ひとりの病状に応じて適切な手術方法を選択し、身体への負担をできるだけ抑えながら、安全で質の高い手術を提供できるよう努めています。
※外科は12月から消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、肝胆膵外科に細分化いたしました。

脳神経外科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K164-2慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術54名1.74日11.30日12.96%79.09歳
K1541機能的定位脳手術(片側の場合)37名2.92日3.76日0.00%53.68歳
K178-4経皮的脳血栓回収術33名0.12日32.94日63.64%79.18歳
K609-2経皮的頸動脈ステント留置術25名5.68日12.48日20.00%74.60歳
K1781脳血管内手術(1箇所)24名4.33日21.75日29.17%60.88歳

急性期治療は一般的に開頭術、血管内治療があります。近年は、血管内治療は低侵襲治療として主流になっており、患者様の身体的、あるいは心理的負担も圧倒的に少ないと言えます。一方で、血管内治療では解決に導くことができないケースが存在するのも事実であり、開頭術の選択が妥当なケースもあります。当院では開頭、血管内治療ともに施行することができるため、患者様の希望、病状にあわせて最適な選択肢を提案いたします。
また機能外科の技術や知識、治療法を急性期に応用し、極力低侵襲治療を心がけています。定位脳手術という、脳の病変をピンポイントで、低侵襲に治療する技術を脳出血などの治療に応用することで、開頭せずに血腫を除去する方法などを導入しており、術中CTが撮影できることから安全で確実な治療が可能となっています。その他、誘発電位による神経機能のモニタリングや専属技師の配置、ナビゲーションシステムなど、脳外科全般の手術の安全性を向上させる設備を整えております。

耳鼻咽喉科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K3772口蓋扁桃手術(摘出)61名0.97日7.00日0.00%26.48歳
K340-5内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔手術)34名1.00日5.68日0.00%53.56歳
K368扁桃周囲膿瘍切開術30名0.20日4.47日0.00%37.33歳
K344経鼻腔的翼突管神経切除術12名1.00日4.67日0.00%41.42歳
K3721中咽頭腫瘍摘出術(経口腔によるもの)11名0.91日1.00日0.00%45.73歳

『口蓋扁桃手術(摘出)』は、繰り返す扁桃炎や、扁桃肥大による睡眠時無呼吸症候群などに対して行う手術です。扁桃炎の再発予防や、扁桃肥大による症状の改善を目的として行います。
『内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔手術)』は、内視鏡を用いて鼻腔や副鼻腔を処置する手術です。慢性副鼻腔炎(蓄膿症)や鼻茸、アレルギー性鼻炎などによる鼻づまりの改善を目的として行います。これらの鼻・副鼻腔の手術は、睡眠時無呼吸症候群の治療の一環として行う場合もあります。手術の適応や必要性については、睡眠時無呼吸症候群外来で検査・評価を行ったうえで判断します。
『扁桃周囲膿瘍切開術』は、急性扁桃炎などが悪化し、扁桃の周囲に膿がたまる「扁桃周囲膿瘍」に対して行う手術です。局所麻酔などを用いて膿を排出し、炎症や痛みの軽減を図ります。
『経鼻腔的翼突管神経切除術』は、鼻腔内から内視鏡や手術器具を挿入し、鼻水の分泌に関係する翼突管神経を切除する手術です。主に、鼻水の症状を改善することを目的として行います。
『中咽頭腫瘍摘出術(経口腔によるもの)』は、口から手術器具を挿入し、のどの奥にあたる中咽頭にできた腫瘍を摘出する手術です。腫瘍の部位や大きさ、性質などに応じて、周囲の正常な組織への影響をできるだけ抑えながら摘出します。

泌尿器科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K843-4腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)48名1.00日8.31日0.00%69.92歳
K8036イ膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの)45名0.96日5.00日4.44%73.96歳
K7811経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの)35名0.34日1.63日0.00%62.83歳
K841-21経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの)16名0.94日6.31日0.00%72.25歳
K783-2経尿道的尿管ステント留置術12名1.08日3.50日0.00%67.00歳

前立腺癌、腎癌、膀胱癌をはじめとする尿路上皮癌に対して、ロボット支援手術による低侵襲治療を提供しています。また、前立腺肥大症や尿路結石に対しては、レーザーを用いた内視鏡手術を行い、患者様の身体的負担を抑えた治療に取り組んでいます。
特に、骨盤内の悪性疾患に対するロボット支援手術では、癌の制御だけでなく、排尿機能や性機能の維持にも配慮した治療を行っています。治療方針の決定にあたっては、患者様の価値観や希望を尊重し、Shared Decision Making(共同意思決定)を重視しています。
前立腺癌に対するロボット支援手術では、通常10日程度の入院を基本としています。また、尿路結石に対するレーザー内視鏡手術では、1泊2日の短期入院での治療を行っています。
当科では、患者様一人ひとりの病状や生活背景、希望を踏まえ、適切な治療方法を一緒に検討しています。できる限り患者さんの負担を軽減しながら、安心して治療を受けていただけるよう努めています。

循環器内科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K5493経皮的冠動脈ステント留置術44名4.77日4.95日4.55%70.27歳
K5972ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合)31名5.87日13.97日6.45%82.77歳
K616四肢の血管拡張術・血栓除去術22名4.18日16.82日9.09%76.77歳
K5492経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの)10名0.20日8.70日0.00%66.30歳

上位を占める『経皮的冠動脈ステント留置術』は、狭心症などの虚血性心疾患に対して行うカテーテル治療です。
虚血性心疾患は、心臓の筋肉に酸素や栄養を届ける冠動脈が狭くなったり詰まったりすることで、心筋への血流が不足して起こります。治療では、カテーテルと呼ばれる細く柔らかい管を血管から挿入し、狭くなった部分をバルーン(風船)で広げた後、ステントと呼ばれる金属製の網状の筒を留置することで、血管を内側から支え、血流の改善を図ります。
『ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合)』は、主に徐脈性不整脈に対して行う治療です。徐脈性不整脈は、脈が通常より遅くなる不整脈で、めまい、息切れ、倦怠感、失神などの症状を引き起こすことがあります。症状や病状に応じてペースメーカーを植え込み、心臓に適切な電気刺激を与えることで、心拍数を維持します。
『四肢の血管拡張術・血栓除去術』は、下肢の閉塞性動脈硬化症など、手足の動脈が狭くなったり詰まったりする疾患に対して行う治療です。狭窄や閉塞した血管にカテーテルを挿入し、バルーンで血管を内側から広げたり、ステントを留置して血流を改善したりします。また、血栓(血の塊)によって血管が閉塞している場合には、血栓を取り除く治療や、血栓を溶かす薬剤を用いた治療を行うことがあります。
患者様の病状や血管の状態などを総合的に判断し、適切な治療方法を選択することで、患者様の身体への負担をできるだけ抑えながら、循環器疾患の治療に取り組んでいます。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)

消化器外科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K634腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)53名0.06日2.34日0.00%65.02歳
K719-3腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術30名1.57日11.17日0.00%73.73歳
K740-21腹腔鏡下直腸切除・切断術(切除術)14名2.14日14.71日0.00%67.93歳
K6335ヘルニア手術(鼠径ヘルニア)–––––
K718-22腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの)–––––

『腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)』、『腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術』、『腹腔鏡下直腸切除・切断術(切除術)』、『腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの)』は、腹腔鏡を用いて行う手術です。患者様の身体への負担をできるだけ軽減するため、腹腔鏡手術に積極的に取り組んでいます。
腹腔鏡手術は、お腹に数か所の小さな穴をあけ、炭酸ガスを注入してお腹を膨らませた状態で、腹腔鏡や手術器具を挿入して行う手術です。開腹手術と比較して、 「傷が小さい」、「術後の痛みが少ない」、「回復が早い」、「術後の癒着が少ない」など、身体への負担を軽減できることが期待されます。
一方、『ヘルニア手術(鼠径ヘルニア)』については、患者様の状態やご希望などを考慮し、腹腔鏡を用いない従来の手術方法で行う場合があります。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)
※外科は12月から消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、肝胆膵外科に細分化いたしました。

呼吸器外科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K514-23胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの)35名2.22日8.74日2.86%69.71歳
K5131胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの))21名2.52日3.57日0.00%38.76歳
K514-22胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除)15名1.33日10.86日6.67%66.46歳
K514-21胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除)12名1.91日7.33日0.00%73.91歳
K5132胸腔鏡下肺切除術(部分切除)–––––

『胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの)』は、肺の悪性腫瘍(肺がんなど)に対して、胸部に小さな傷を数か所をつけ、胸腔鏡(カメラ)や手術器具を挿入して、腫瘍のある肺葉、または1肺葉を超える範囲の肺を切除する手術です。胸腔鏡下手術は、開胸手術と比較して傷が小さく、術後の痛みを軽減し、早期の回復が期待できるなど、患者様の身体への負担を抑えられるという利点があります。また、手術中には必要に応じて迅速病理検査を行い、病変の性質や広がりを確認しながら、病状に適した手術を行っています。
『胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの))』は、肺にできた嚢胞(空気がたまった袋状の病変)などに対して、胸腔鏡を用いて、嚢胞を含む肺の一部をくさび形に切除する手術です。
『胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除)』は、腫瘍を含む肺の「区域」と呼ばれる部分を切除する手術で、肺葉全体を切除するのではなく、必要な範囲にとどめることで、肺機能をできるだけ温存することを目的としています。
『胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除)』は、肺の悪性腫瘍に対して、腫瘍を含む肺の一部を切除する手術です。
『胸腔鏡下肺切除術(部分切除)』は、肺にできた腫瘍やその他の病変などに対して、胸腔鏡を用いて、病変を含む肺の一部を切除する手術です。
当院は整形外科、脳神経外科の症例が多く、当該科入院時精査で偶発発見された悪性疾患をそのまま手術し、整形外科、脳神経外科疾患にてリハビリ転院となる症例があります。
患者さん一人ひとりの病状や肺機能などを考慮し、適切な手術方法を選択するとともに、身体への負担をできるだけ抑えた治療に努めています。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)
※外科は12月から消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、肝胆膵外科に細分化いたしました。

形成外科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K617-4下肢静脈瘤血管内焼灼術55名0.00日1.00日0.00%68.76歳
K2191眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法)11名0.00日2.91日0.00%77.18歳
K0301四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹)–––––
K0051皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2センチメートル未満)–––––
K0063皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6センチメートル以上12センチメートル未満)–––––

下肢静脈瘤に対して「1470nmレーザー」を用いた血管内レーザー治療を導入しております。皮膚を切開することなく治療を行うことができ、身体への負担を抑えた治療法です。通常は1泊2日の短期入院で実施しており、術後の早期の社会復帰を目指しています。
眼瞼下垂症に対しては、主に眼瞼挙筋前転法による手術を行っております。眼瞼挙筋の腱膜を瞼板に再固定することで、まぶたを挙上する機能の改善を図る手術です。術後は腫脹が生じることがあるため、状態に応じて数日間の入院をお勧めしています。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)

小児外科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K836停留精巣固定術32名0.03日0.31日0.00%3.81歳
K6335ヘルニア手術(鼠径ヘルニア)16名0.00日0.19日0.00%2.94歳
K6333ヘルニア手術(臍ヘルニア)10名0.00日0.10日0.00%2.80歳
K8282包茎手術(環状切除術)–––––
K1932神経腫切除術(その他のもの)–––––

地域医療を担う医療センターとして、小児外科専門医による安全・安心な小児外科手術を提供しています。昨年度は94件の手術を実施しました。
小児の身体は、単に「大人を小さくしたもの」ではなく、成長・発達の段階に応じて臓器や生理機能が異なり、手術やその前後の診療においても小児特有の配慮が必要です。当院では、小児の発達段階や身体的特性を十分に考慮し、手術前後の治療や周術期管理を行うことで、一人ひとりに合わせたきめ細かな診療を心がけています。
また、共働き世帯の多い地域の特性を踏まえ、幼い患者様とご家族様の身体的・時間的な負担をできるだけ軽減できるよう、入退院をスムーズに行える体制を整えています。予定手術の多くを日帰りで実施し、患者様とご家族様が安心して治療を受けられる環境づくりに努めています。                                                    
※患者数10未満の場合は-(ハイフン) 

肝胆膵外科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K672-2腹腔鏡下胆嚢摘出術45名1.96日4.29日0.00%61.00歳
K7032膵頭部腫瘍切除術(リンパ節・神経叢郭清等を伴う腫瘍切除術の場合又は十二指腸温存膵頭切除術の場合)–––––
K688内視鏡的胆道ステント留置術–––––
K695-21イ腹腔鏡下肝切除術(部分切除)(単回の切除によるもの)–––––
K6152血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術)–––––

『腹腔鏡下胆嚢摘出術』は、胆石や胆嚢の炎症などに対して、腹腔鏡を用いて胆嚢を取り除く手術です。腹腔鏡手術は体に数ヶ所小さな穴をあけ、炭酸ガスを注入してお腹を膨らませ、その空間に腹腔鏡を挿入して行う手術手技のことです。 「きずが小さく痛みが少ない」、「開腹手術と比較して回復が早い」、「術後の癒着が少ない」など、低侵襲手術として大きなメリットがあります。
『膵頭部腫瘍切除術(リンパ節・神経叢郭清等を伴う腫瘍切除術の場合又は十二指腸温存膵頭切除術の場合)』は、膵臓の頭側にできた腫瘍を取り除く手術です。腫瘍の種類や広がりに応じて、周囲のリンパ節などを一緒に切除したり、十二指腸を残して膵頭部を切除したりすることがあります。
『腹腔鏡下肝切除術(部分切除)(単回の切除によるもの)』は、肝臓にできた腫瘍などに対して、お腹に小さな穴を開け、腹腔鏡を用いて肝臓の一部を切除する手術です。
『血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術)』は、腫瘍に血液を送る動脈にカテーテルを入れ、抗がん剤を注入した後、その血管を塞ぐことで、腫瘍への血流を減らして治療する方法です。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)
※外科は12月から消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、肝胆膵外科に細分化いたしました。

腎臓内科

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Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K616-41経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回)24名5.33日9.88日4.17%71.38歳
K6121イ末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの)20名12.15日28.3日10.00%68.60歳
K616-42経皮的シャント拡張術・血栓除去術–––––

人工透析を安全かつ円滑に行うために必要となる「内シャント造設術」及び「長期透析用留置カテーテル挿入術」、さらに「経皮的シャント拡張術(PTA)」を実施しております。
内シャントとは、透析に必要な十分な血流を確保するために、自分の動脈と静脈をつなぐ手術です。主に腕の血管を使用して造設します。透析を継続して行うために重要な役割を担っており、術後も継続的な管理と定期的なフォローアップが必要です。そのため造設後の定期的PTAにより、シャントメンテナンス(術後管理)を行っております。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン)

7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC傷病名入院契機症例数発生率
130100播種性血管内凝固症候群同一––
異なる––
180010敗血症同一30人0.29%
異なる47人0.46%
180035その他の真菌感染症同一––
異なる––
180040手術・処置等の合併症同一14人0.14%
異なる––

ICU(集中治療室)を有し、重症患者様や大手術後の患者様に対する集中治療を行っています。そのため、重症疾患に伴う血液凝固異常や感染症などを合併する患者様の診療にも対応しています。
DPCデータにおいて当院でみられる主な疾患・病態には、以下のようなものがあります。
「播種性血管内凝固症候群(DIC)」は、重症の基礎疾患などを背景として血液凝固反応が全身で過剰に活性化し、血管内に微小な血栓が多発する病態です。その結果、重要な臓器の血流が障害されて臓器障害を起こしたり、血小板や凝固因子が消費されることで出血傾向をきたしたりすることがあります。
「敗血症」は、感染症に対する生体の反応が過剰となり、生命を脅かす臓器障害を引き起こす重篤な病態です。細菌に限らず、さまざまな病原体による感染症を原因として発症することがあります。
「真菌感染症」は、カビや酵母などの真菌によって引き起こされる感染症です。重症患者様や免疫機能が低下している患者様では、重症化する場合があります。
「手術・処置等の合併症」は、手術や処置などを受けた後に、それらに関連して発生する疾患や病態を指します。手術や処置には一定のリスクがあり、適切な医療を行った場合でも、患者様の状態や疾患の特性などにより合併症が発生することがあります。
当院では、重症患者様に対して各診療科と集中治療部門が連携し、患者様の状態に応じた治療を行っています。重篤な感染症やDICなどの合併症についても、早期に状態を把握し、適切な治療につなげられるよう、多職種で連携して診療に取り組んでいます。
※患者数10未満の場合は-(ハイフン) 

医療の質指標

1.リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

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肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母)2,296
分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数(分子)2,023
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率88.11%

肺血栓塞栓症や深部静脈血栓症は、場合によっては突然死につながることもある、注意が必要な病気です。
深部静脈血栓症は、足や体の深いところにある静脈に血の塊(血栓)ができる病気です。できた血栓が血流に乗って肺まで運ばれ、肺の血管を詰まらせると、肺血栓塞栓症を引き起こすことがあります。一般に「エコノミークラス症候群」と呼ばれることもあります。手術を受ける患者様は、手術中に長時間同じ姿勢でいることや、手術の影響によって血液が固まりやすくなることなどから、血栓ができるリスクが高くなります。そのため、手術前後の予防対策がとても重要です。
主な予防方法として、弾性ストッキングの着用や、抗凝固薬(血液を固まりにくくする薬)の使用などがあります。この指標では、「肺血栓塞栓症予防ガイドライン」に基づき、血栓ができるリスクが「中」以上と判定された手術症例を対象としています。対象となる患者様の約88%に予防対策を実施しています。
今後も、すべての患者様に安心して手術を受けていただけるよう、スタッフ一同、安全な医療の提供と血栓症の予防に努めてまいります。

2.血液培養2セット実施率

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血液培養オーダー日数(分母)2,430
血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数(分子)2,176
血液培養2セット実施率89.55%

重い感染症が疑われる場合には、抗菌薬による治療を開始する前に「血液培養」という検査を行います。血液を採取して培養することで、血液中に存在する細菌などの病原微生物を調べ、感染の原因となる微生物の特定や、適切な抗菌薬の選択に役立てることができます。
血液培養は、1回(1セット)だけではなく、「2セット以上」を採取することが推奨されています。通常は異なる部位から採取します。その理由は、①複数セット採取することで病原微生物を検出できる可能性を高めること、②複数の検体を比較することで、採取時に混入した菌(コンタミネーション)と感染の原因となる菌を区別する判断材料となること、の2つです。
2025年度の血液培養2セット実施率は89.55%でした。患者様の状態等により、必ずしも2セットの採取が困難な場合もありますが、可能な限り2セット以上の血液培養を実施し、原因微生物の適切な診断と、適正な抗菌薬治療につなげるよう努めています。

3.広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

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広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数(分母)896
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数(分子)754
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率84.15%

広域抗菌薬は、重症な細菌感染症などに対する重要な治療手段である一方、不適切な使用は薬剤耐性菌の増加につながる可能性があります。
当院では、抗菌薬適正支援チーム(AST)が広域抗菌薬を使用している症例に介入し、適切な薬剤の選択・使用を支援することで、抗菌薬の適正使用を推進しています。

4.転倒・転落発生率

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退院患者の在院日数の総和もしくは入院患者延べ数(分母)141,847
退院患者に発生した転倒・転落件数(分子)389
転倒・転落発生率2.74‰

転倒・転落は、入院中の患者様の安全に関わる重要な問題です。転倒・転落によって、骨折や頭部外傷などのけがにつながる場合があり、その後の生活の質(QOL)の低下や、活動性の低下につながることもあります。
入院中の転倒・転落は、筋力の低下やふらつきなどの加齢に伴う身体の変化に加え、入院による環境の変化、病気による症状、治療や薬剤の影響など、さまざまな要因によって起こる可能性があります。
当院では、患者様一人ひとりの状態や生活環境などを考慮し、転倒・転落のリスクを評価しています。そのうえで、必要に応じて環境の整備や見守りなどの対策を行い、転倒・転落によるけがの予防と影響の軽減に努めています。

5.転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率

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退院患者の在院日数の総和もしくは入院患者延べ数(分母)141,847
退院患者に発生したインシデント影響度分類レベル3b以上の転倒・転落の発生件数(分子)11
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率0.07‰

インシデント影響度分類レベル3bとは、インシデントによって患者様に濃厚な処置や治療が必要となった場合を示す分類です。具体的には、バイタルサインの高度な変化、人工呼吸器の装着、手術、入院日数の延長、外来患者様の入院、骨折などが該当します。
当院では、レベル3b以上の転倒・転落が発生した場合、多職種で事例を振り返り、発生した状況や要因を検討しています。その結果をもとに、必要な対策を講じ、同様の事例の再発防止に努めています。

6.手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

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全身麻酔手術で、予防的抗菌薬投与が実施された手術件数(分母)3,576
分母のうち、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数(分子)3,528
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率98.66%

手術にあたっては、術後の感染症を予防するため、予防的に抗菌薬を投与します。これは、手術部位の感染を防ぎ、術後の合併症のリスクを低減することを目的として、一般的に行われている医療処置です。
特に、抗菌薬を「手術開始の1時間以内」に投与することが重要とされています。これは、①薬が体内で最も効果を発揮できる濃度になること、②手術中を通して効果を維持できること、③投与が早すぎても遅すぎても効果が不十分になること、が理由として挙げられ、投与するタイミングを調整することが目的です。
手術開始時に適切な薬剤濃度が確保されるよう、予防的抗菌薬を適切なタイミングで投与することに努めています。なお、すでに感染症に対する抗菌薬治療を受けている場合など、患者様の状態や手術内容等を踏まえた臨床的な判断により、投与方法やタイミングが異なる場合があります。
患者様に安心して手術を受けていただけるよう、医師、看護師、薬剤師をはじめとする多職種が連携し、適正な抗菌薬の使用と安全な医療の提供に取り組んでいます。

7.d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率

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退院患者の在院日数の総和もしくは除外条件に該当する患者を除いた入院患者延べ数(分母)137,669
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡)の発生患者数(分子)107
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率0.08%

褥瘡(じょくそう)は、寝たきりなどによって身体の同じ部分に圧力がかかり続けることで、その部分の血流が悪くなり、皮膚や皮下組織が傷ついたり、重症になると壊死したりする状態です。特に、長時間同じ姿勢で過ごす患者様や、栄養状態が低下している患者様などは、褥瘡が生じるリスクが高くなります。
褥瘡の重症度を示す分類の一つにDESIGN-R®があります。そのうち「d2」は真皮までの損傷を示し、びらんや浅い潰瘍、水疱などがみられる状態です。
当院では、褥瘡の院内発生を予防し、早期発見・早期対応につなげるため、褥瘡管理者と皮膚科医を中心とした多職種によるチームで褥瘡対策に取り組んでいます。患者様一人ひとりの状態に応じて、体位変換や体圧分散用具の活用、栄養管理などを行い、褥瘡の予防と改善に努めています。

8.65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合

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65歳以上の退院患者数(分母)6,226
分母のうち、入院後48時間以内に栄養アセスメントが実施された患者数(分子)4,944
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合79.41%

この指標は、入院後48時間以内に、栄養管理計画書に基づいた栄養状態の評価(アセスメント)を行っている患者様の割合を示しています。
入院後の早い段階で低栄養のリスクを把握し、適切な栄養管理や必要な介入を行うことは、入院期間の短縮や治療効果の向上、予後の改善につながるとされています。
当院では、病棟担当の管理栄養士が医師や看護師、薬剤師、リハビリテーションスタッフなどの多職種と連携し、患者様一人ひとりの栄養状態や治療内容、身体状況に応じたきめ細かな栄養管理を行っています。

9.身体的拘束の実施率

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退院患者の在院日数の総和(分母)141,847
分母のうち、身体的拘束日数の総和(分子)14,050
身体的拘束の実施率9.91%

身体的拘束とは、患者様の身体の動きを制限する行為をいいます。身体的拘束は、患者様の尊厳を損なうだけでなく、身体的・精神的な負担につながる可能性があるため、原則として実施しないことが求められています。
一方で、生命または身体を守るため、緊急かつやむを得ない場合には、必要最小限の範囲で身体的拘束を実施することがあります。その場合も、患者様の状態を確認しながら、できるだけ早期に解除できるよう努めます。
当院では、身体拘束最小化チームを設置し、身体的拘束をできる限り減らすための取り組みを行っています。患者様の尊厳と安全を大切にし、多職種で連携しながら、身体的拘束の最小化に努めています。

更新履歴

2026.10.01 令和7年度 病院指標を公開しました。

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