診察室だより

春休み・・・お子さんはどのように過ごしていますか?

[2010/04/01]

「ごあいさつ」の中でも述べさせていただきましたが、4月から新たに松崎先生を常勤に迎え、気持ちも新たに頑張っていきたいと思っております。
また前回のこのコーナーでもお知らせしましたが、小児肺炎球菌ワクチン、子宮頚ガンワクチンの接種を始めます。
小児肺炎球菌ワクチンは2歳未満、特に乳児期にかかりやすく、なかには髄膜炎、敗血症といった重症な病気を起こす、肺炎球菌に対するワクチンです。
月令によっても違い、複数回接種しなければいけないのに、値段が高く大変ですが、ぜひ受けてほしいと思います。特に保育園に入る場合は、感染しやすいことと、耐性菌といって抗生剤の効きにくい菌にかかりやすいこともあり、接種をお勧めします。
早く、DPTのような定期接種にしてほしいものですね。

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ところで春休み、お子さんたちの生活リズムは普段とは違っていることでしょう。
どうしても遅くまで起きていて、朝は寝坊しがちです。
それでなくても新学期が始まると、子どもたちにとって、新しいことが色々おこり心身ともに疲れやすくなります。
新しい生活が始まる前に、できるだけ普段のペースに戻しておきましょう。規則正しい生活リズムと、しっかりした食事が何より大切です。
そして新学期になったら、忙しくてもちょっと心にゆとりを持って、子どもの話を聞いてあげましょう。それだけでも子どもたちの不安は大分減るようですよ。