脳卒中センター

検査科

ホルター心電図

体に記録装置を身に着け、長時間の心電図を記録・解析する検査です。日常生活での心電図を長時間記録するので、不整脈や狭心症の発作時を捉える事ができます。

【検査を受ける時の注意事項】

  • 記録装置装着の際、上半身裸になっていただきます。脱ぎやすい服装でいらして下さい。
  • 記録装置をつけたまま、なるべく普段通りの生活をして下さい。
  • 記録装置を装着している間は、入浴・シャワーはできません。
  • 機械の取り外しのため翌日もご来院いただく必要があります。
  • 装着時は所定の用紙に行動とその時刻を記載していただきます。
    また胸の痛みや動機などの症状が現れた場合も同様に記載して下さい。
    心電図判読に必要な患者様情報となります。
  • 胸に貼るテープによって、肌がかぶれる場合があります。肌の弱い方は医師とご相談ください。
  • 装着時間は約24時間です。機械の取り付けに10~15分程度かかります。

超音波検査

超音波検査とは超音波(耳で聞こえる音よりも周波数が高い音)をeko.JPG

用いて体の内部を観察する検査法です。

検査方法は検査する対象臓器がある皮膚面にゼリーを塗り、

プローブ(超音波を発する探触子)をあてるだけなので痛くありません。

心エコー検査

臓を形態的(心臓の形)、機能的(心臓の動き)に評価するのに、簡便で有用な検査です。

【検査を受ける方へ】

  • 上半身裸になり横になって検査します。脱ぎやすい服装でいらして下さい。
  • 検査前後の食事の制限はありません。
  • プローブをあてる際、皮膚面にゼリーを塗ります。
  • プローブを動かすと、くすぐったく感じる事もあります。また、プローブで肋間を押されるので少し痛い場合もあります。
  • 検査中は安静にお願いいたします。
  • 検査時間は通常20~30分程度です。

頸動脈エコー検査

頸動脈エコー検査では、主に脳に行く左右の動脈(総頸動脈、内頚動脈、外頚動脈、椎骨動脈)を観察しています。動脈の壁の厚さや動脈硬化の状態、動脈の狭さと程度を観察し、全身の動脈硬化の程度の把握する指標として用いられています。

【検査を受ける方へ】

  • 首周辺にプローブをあてて検査します。その際、皮膚面にゼリーを塗ります。
  • 首から鎖骨付近まで露出できるような服装でご来院ください。
  • 襟の高い服やハイネックの服装は避けてください。
  • 検査前後の食事の制限はありません。
  • 検査中は安静にお願いいたします。
  • 検査時間は通常20~30分程度です。
  • 痛みを伴う検査ではありません。

ABI・PWV検査

ABI検査は、両上腕と両足首の血圧を測定し、その比率を算出することにより動脈の詰まり具合や硬さを調べる検査です。

ABI   :足関節上腕血圧比・・・血管の詰まり具合ABI.JPG
baPWV  :脈波伝播速度・・・・・血管の硬さ(血管年齢)

【検査を受ける方へ】

      上腕と足首を露出しやすく、ゆったりとした服装でご来院ください。

  • 上腕と足首が出るようにしてベットに横になり安静にします。
  • 上腕と足首に血圧計のカフを巻き、心電図の電極(手首のみ)、心音マイクを装着します。
  • 測定中は四肢が締め付けられますが安静にしてください。
  • ABIとbaPWVを同時に測定します。検査時間は5分~10分程度です。

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